朝の中央線で

 WZERO3(黒)を結構当たり前って感じでつかってる女性をみかけたんだな。
 二十歳前後の学生さんって感じだったんだけど、シンプルな着こなしのファッションと妙にマッチして見えたのが不思議だったんだな。
 どちらかとうと小柄で華奢な感じの女性だったが、ポートレートスタイルで持ってる姿をみてもWZERO3が大きいものだという印象はなかったんだな。
 たぶんそれは、その女性が日常的にWZERO3をつかわれていて、彼女のスタイルと一体になっているから違和感を感じなかったのかも知れないんだな。
 むしろ使い込もうと意気込んでカスタマイズを施しても、日常として自分のスタイルに取り入れられてなければ見る人に違和感、道具がまさるような印象をあたえていたのではないかと思うんだな。そして、その姿は、WZERO3をよく知っていたとしても使えている姿ではなかったとおもうんだな。
 今日見た女性のようなあたりまえに使うスタイルを持った使い方をすることが、カスタマイズや使い込みを論じるよりもにユーザさんを増やすきっかけになるようにみえたんだな。
 
 
 混雑する中央線ということで声をかけられる状況にはならなかったけど、眺めてる中での見えた使い方としては、ミュージックプレイヤとWEBブラウズが主体のようでした。
 当初見かけたときは耳にヘッドフォン、手に端末という状態で指でいじっていたので旧iPodみたいな感じにも見えていたんだけど、スタイラスを取り出したところでWZERO3だと気づいたんだな。
 で、使ってる様子をみるなかでちょっとだけ見えたTodayはデフォールトそのもので、音楽再生はWindowsMediaPlayerみたいでしたし、BrowserはPocketIEをあげていました。
 途中から席に座る機会をえたのをみて、キーボードを出すかなとおもったんですが、終始ポートレートでもって、スタイラスでタップする使い方だったんだな。

 それをみてると常にキーボード出しっぱなしちかかった自分もスタイルは特殊だったな、周りからは何やってるかさぞや奇異の目で見られていたことだろうとおもったんだな。
 キーボード使う無理矢理にでもつかってたであろう姿、ポートレートでも意地になったかのような片手操作する姿、どれをとっても滑稽なほど必死で使ってる姿をさらしていたんだろうなと思うんだな。
 
 なにもWZERO3かぎったことではないけど、PDAやSmartPhoneといった道具をもっと、あたりまえにつかえるイヌになりたいとおもったんだな。
 
 
 さぁ、カスタマイズをやめ、外に出てつかってみようなんだな。
 
 まずは使うことからはじまるんだな。